みなさん、こんにちは。
4月7日に日生劇場で始まったHey! Say! JUMP 薮宏太くん主演ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」が5月16日オリックス劇場にて幕を閉じました。
もともと、2020年に上演するはずだった舞台でしたがコロナの影響で中止になり、2021年10月31日に再演が決まりました。あの時、薮担さんみんなで喜んだのが懐かしい😢
今回はそんな「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」(以下ジョリームコート)の個人的に好きだった場面を書き留めておこうと思います。
もくじ 現代のある家。眠れない子供たちの前に突然不思議な女性=ナレーターが現れて、過去の物語を語り始めます。 ミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』オフィシャルホームページ | キャスト紹介やチケット情報など 舞台はナレーター(シルビア・グラブさん、平野綾さん)の歌声からスタートでしたね。毎公演始まる前までドキドキしてた胸がお二人の声を聞くと、自然と落ち着いて物語にすっと入ることができました。シルビアさんの声はとにかく力強くて身体をグッと支えてくれる感じがし、綾さんの声は温かくてそっと包み込んでくれるような感じがして、どちらの歌声も大好きになりました☺️ 初日に見て思ったことは「あの登場の仕方ずるい!!」でした。ずっと会いたくて会いたくてたまらなかったジョセフ(薮宏太くん)がスモークの中から神々しくふわっと出てくるんなんて、泣くしかなかったです🥲 あとその後の歌もずるかったな。何度も何度も再演を願ってた私からすると「好きな夢を見ればいい」っていう歌詞を聞いた瞬間、全てが報われたような気がして。1回涙が流れるとその後は止まらず、子役の子と座りながら歌を歌うジョセフを見て泣き、手話をするジョセフも泣きながら見ていました。 ジョセフが父 ジェイコブ(村井國夫さん)から貰ったコートを皆に見せびらかすシーンがありますよね。ニコニコしながからクルクル回ってコートの裾をひらひらさせるんです。薮くんがスタイルがいいのはもちろん把握していましたが、コートを羽織るとさらに助長され「そりゃあ自分で僕はハンサム〜🎶って歌うわ」って思いました。 観劇された方は絶対にこのセリフを覚えてるはず!! 可哀想なシーンなんだけど、この時のジョセフめちゃくちゃかわいいですよね。いつもはキリッとしてる眉毛を八の字にして、イシュマエル人にビクビク怯えてる姿を見て「守ってあげたい」と感じた人も少なくないと思います。 ジョセフをイシュマエル人に売り、ジョセフから奪ったコートを破り、ヤギの血で染める場面。他の兄弟たちはジョセフがいなくなったことに喜びしか感じていない様子が見られますが、ベンジャミン(元木湧くん)だけはナレーターに「優しい心なくしたの?」と投げかけられた時に少し後悔してる様子があるんですよね。後悔しながらも兄たちに着いていくベンジャミンにとても人間味を感じて大好きでした。 私の中でミュージカルといえばこれ!っていうのが詰め込まれた1曲です。兄弟たちとその妻が生き生きと楽しそうに歌を歌い、息のあったダンスをする。一緒に歌って踊りたくなるような明るい楽曲で毎公演楽しみでした。 歌詞にもある通り、ジョセフは基本的に素直で人間が好きなんですよね。兄弟たちに奴隷として売られたにも関わらず、売られた先でも献身的に働いて。だからこそ父親に相手にされなかった兄弟たちは怒りを抱くんだろうなと思います。ポティファー(小浦一優さん)にちょろちょろ着いていくジョセフ、かわいかった😌 ポティファー夫人(栗山絵美さん)との攻防(?)が始まった時初日は「え、こういうシーンあるの?」と驚きと戸惑いを隠しきれませんでした。ですが何度も観劇していくうちに、「やめて!」と言いながら一生懸命逃げるジョセフにかわいさを感じてました。 ここでジョセフにグッと心を掴まれました。ジョセフは牢獄に入るギリギリまで看守たちに「僕はやってない」と訴えかけるのですが誰にも信じて貰えず、、、。あんなに無邪気で素直だったジョセフがだんだんと心を閉ざしていく様子が見られます。 いつでもポジティブだったジョセフが「叩きのめせ この僕を」や「僕は小さな人間にすぎない」と歌うシーンは見ているこっちが苦しくなるものでした。子どもたちが必死に「立ち上がれ 躊躇わずに」と手話で伝えても首を横に振るだけのジョセフ。ほんとに胸が痛かったです。 そんな闇の中にいるジョセフですが、曲の最後には 「愛を捨てても 奪われても この心は いつの日か 光溢れ 風が歌う 約束の大地 そう故郷へ」 と希望も歌っているのです。そして個人的にジョリームコート全体で言えるのですが、照明の使い方が素敵!孤独を感じる場面では周りを暗くジョセフのみを青い光で照らし、逆にジョセフが前に進んでいくシーンでは舞台上から客席へ照明を動かしたりと、お客さんを巻き込んでいる感じがあり気持ちが入りやすいなと思いました。 牢獄の中でふたりの男の夢を解く場面。執事(中山昇さん)の夢が釈放され元の生活に戻るだろうと話したジョセフに、パン職人の男(小浦一優さん)も期待を込め自分が見た夢の話をしだします。しかしパン職人が見た夢は処刑され闇の中を眠るという意味のものでした。それを聞いて落ち込むパン職人。そんな姿を見てジョセフが「こんなの当たらないかも」と励ますのですが、その後すぐ「外れたことはないけど」と歌うのです。毎公演この後の言葉は、小浦さんのアドリブで公演を重ねていくうちにただ頷くだけだったジョセフもだんだんとアドリブを入れるようになりとても楽しみでした。 ここのダンスが嫌いな人はいないはず!!当たり前なんだけどダンスに薮くんの癖が出ちゃってるんだよね。(ちょっとクネクネした感じ)だからジョセフと言うよりかはアイドルの薮くんを見てる感覚があって大好きだった!!このダンスをしてる時カンパニーの皆さん素の笑顔を見せてくれてて、お客さんはそれに手拍子で答えてって感じで一体感を感じられる瞬間でした。 曲の最後のナレーターとの掛け合いがほんとに聞いていて圧巻でしかなかった。だんだんと音が高くなっていってジョセフが闇から脱出するような、、喉のコンディションによって少し苦しそうな日もあったけど薮くんの高音が好きだなと感じた場面でした。 一生懸命ファラオの話に耳を傾けるジョセフ ファラオ様(小西遼生さん)にもう一度夢の話を聞かせてもらうジョセフ。耳に手を当て、ファラオ様の話を一生懸命聞こうとするのですが実は毎公演執事がわざとジョセフに話しかけ邪魔をしていました。顔を顰めて、執事にしーっとジェスチャーをするジョセフが最高にかわいかったです。 私と一緒でこれを楽しみにしてた方も多いのではないでしょうか!!残りの公演数が少なくなっていくにつれて、人数は増え内容も濃くなっていって面白かった〜。もしコロナがなかったらお客さんみんな大きな声で「Hey〜!」って言ってたんだろうなと勝手に思ってます。 ファラオの夢からエジプトの未来を読み解き、食料飢饉から救ったジョセフはファラオの召使いたちからも信望を得ます。今までファラオが話せば喜んで飛びついてきた召使いたちはジョセフにベッタリになり、ファラオの方を見向きもしません。何とか振り向いてもらおうと、ファラオは稲穂の束(?)を振り回したり、必死に話しかけますが最後まで見て貰えずイライラ。時には稲穂の束を投げ飛ばしたりと思わず笑ってしまうことが多く大好きな場面です。 召使いたちからもチヤホヤされているジョセフですが、やっぱり1番好きなのはファラオ様なんですよね。召使いたちにはされるがままという感じですが、ファラオが「ジョセフ」と呼ぶとぴょこぴょこ走って着いて行って嬉しそうにするんです。また、ファラオに「俺ら最高の相棒」と言われたときもこれでもかって言うくらいニコニコしてますよね。 ジョセフとファラオを召使いたちが、後ろから稲穂で扇ぐ場面があるのですが、そこも1人はジョセフを取られて嫌そうに扇いだり、逆に一生懸命2人に風を送ったりとひとりひとり扇ぎ方が違くて見ていて面白かったです。 Twitter繋がってる方は知ってると思いますが、兄弟の中(ジョセフを除く)で1番好きなのはルベン兄さん(原田優一さん)です。東京公演後半、ルベン兄さんの魅力に気付いたきっかけがこの曲!元々この曲は聞いていて心地よく、歌詞も覚えやすいので大好きでした。なので最前列に入った公演でも少し頭を揺らしてノリノリでこの曲を聞いてたらまさかの目があって「欲しがりさんたち!!」と言われ、、、笑。そこからずっとルベン兄さんを追って見ていくとお客さんを笑わせようとしてくれる素敵な演者さんだということに気が付きました。Heyガチャでもそうですが毎回違う言葉を言ってファラオ様をイラつかせ(笑)、この曲のダンスシーンでスポットライトを浴びてない中でも変な動きをしていたりととにかく演技が細かく大好きでした。 去っていくジェイコブに焦る兄弟たち ジェイコブが突如現れたカナン美女(齊藤恕茉さん)の色気に誘われ別室に駆けていくシーン。ここの兄弟たちの反応も面白いのですが、私が好きだったのはナレーターと子どもたちの反応です。実はナレーターが子どもたちにこのシーンを見させないように聞かせないように、抱きしめながら耳を塞いだり、後ろを向かせ耳に手を当てたりと毎公演頑張っていたんです。 兄弟たちを疑うジョセフ 食料を貰うためエジプトに来てジョセフにひれ伏す兄弟たち。しかし誰もジョセフだということに気づきません。ジョセフは「ならば騙してやろう。殺されかけたんだから」と言い、作戦を決行します。この時「なぜ信じられる?お前らを」、「裏切らないとも限らない」などと言いますよね。これは1度拒むという作戦でもありますが、信用していた兄弟たちに奴隷として売られたジョセフの本音も混じっているのかなと私は思います。 薮くんの高音が好きな私からするとこの曲は本当にイヤホンで聞きたい。日によって相当苦しそうな日もあったけど、大千秋楽まで低くなることなく歌いきれてよかったなと思います。 金のカップを返せと言うジョセフ ジョセフはベンジャミンのバケツに金のカップをわざと入れ、その後「金のカップを盗んだのは誰だ!?」と怒り始めます。兄たちが持ってないとジョセフにバケツの中を見せていく中、ライトが当たってない後ろの方でベンジャミンは自分のバケツの中に金のカップが入っているのを発見します。この時のベンジャミンがとにかく可哀想で、、。兄たちにも言えず「なんで!?」と顔をして焦るんですよね。その後走って逃げようとするシーンはとても胸が痛かったです。 ベンジャミンのバケツに金のカップが入っているのがみんなにバレた時に感情を爆発させて「ベンジャミン!!!」と言うジョセフ。この言い方が好きだった方多いのではないでしょうか?私もそうです。 薮くんの怒鳴る声ってなかなか聞くことが出来ないので新鮮で毎回楽しみにしてました。 この曲はジュダ(日野真一郎さん)がメインで歌っていますよね。毎公演音源流してるんか?って言うレベルで声安定してたし、テクニックがとにかく凄かった!! 突然兄弟たちが歌い始めてぽかんとするジョセフかわいかったです。キョロキョロしながら困ってましたよね。ベンジャミンに肩でグイグイ(?)されるジョセフも、ジュダにパイナップルのサングラスをかけられて「何だこれ」ってなってるジョセフも大好きでした。 ジェイコブや兄弟たちとはハグをするジョセフですが、ファラオ様とはハグのあとグータッチをして楽しそうに笑い合うんですよね。大阪大千秋楽ではグータッチをしていつも通りパラパラとやるのかなと思いきや、グータッチ後まさかのバイバイと手を振り合いファラオ様がジョセフの背中をポンポンしてて泣きました🥲。 子どもたちと向き合いみんなで手話をしながら歌う場面。あんなに胸が温かくなる場面他にありませんよね。みんなの横顔が優しくて優しくて大好きでした。 歌を歌いながら、王冠やマントを外していくジョセフ。だんだんと奴隷になった時の服装に戻っていきます。ジョセフが頭を振って髪を直したりシャツの裾を整える仕草が大好きで、毎公演釘付けでした。 物語は終わり、舞台袖にジョセフは歩いていきます。その時子どもたちが「ちょっと待って!ジョセフ!」「もっと観たいよ!」と声を掛けます。するとジョセフは「えっもっと観たいの?」と聞き返すのですが、この時のジョセフはほとんど薮くんなんですよね。「じゃあもう少しだけだよ」と優しく子どもたちに微笑む薮くん、かわいかった😌 Megamixではナフタリ(大山真志さん)がジョセフに向かって「彼はハンサム〜🎶」と歌うのですが、その時のジョセフの表情と言ったら、、、。少し照れながらでも満足そうに笑っていてとってもかわいいんです! Pharaoh's Story前の間奏のダンスがとにかく大好きでした!その前のGoGoGoJosephではニコニコ楽しそうに踊っていたのに対し、間奏に入った瞬間目つきがキリッとなり髪を乱しながらバキバキに踊り始めるんですよね。初日に思わず「うっ、、、」と声が出ました。 ナレーターの方が「あなたはスター」と歌う場面。音域と声量が半端なく、聞いていてとても気持ち良いシーンです。隣で聞いているジョセフも目を閉じて声に聞きいっていたり、時には膝から崩れ落ちたりとジョセフの反応もセットで観るのが好きでした。 Pharaoh'sStory後にジョセフが「Everyone clap your hands!」と手拍子を求める場面がありますよね。2回目は「もう1回!」と言い同じことをやるのですが、3回目は「せー、、、」と言い「やりませーん!!」と間違えたお客さんを楽しそうに見るのです。私は大千秋楽までわざと3回目を叩き、ジョセフの表情を見るのが楽しみでした。 BenjaminCalypsoでアドリブダンスシーンがあってそこが毎回楽しみでした。あれは多分ジョセフが好きなことをやって、それを見たファラオ様が合わせているんだと思いますが、ジョセフが突拍子もない変なことをやって、ファラオ様が困りながら合わせているのが面白くて大好きでした。 みんなが肩を組み歌う場面でジョセフとファラオは「そんなバナナ〜」と歌っていますよね。毎公演ジョセフは横にいるファラオとベンジャミンの目を見ながら楽しそうに歌っていてほっこりしました。 ここまでこの舞台が大好きになれたのはカンパニーの皆さんのおかげです。大千秋楽の挨拶や終演後のツイートで教えてくれましたが、Megamixの時舞台裏でスタッフさんがみんなで踊ってたり、ファラオ様を探す場面では一緒に探してたりととにかく愛で溢れてるんですよね。薮くんも他の演者さんたちもみんな「終わってほしくない」って言ってて、こんなに皆の心に残る舞台に出会えたことによかったなと思います。 ジョセフとして0番に立ってる薮くんにもう一度会いたいし、あのメンバーが楽しそうにみんなで踊ってる姿をもう一度観たいです。 「その時は必ず劇場に来てくれることを願っています。まずは笑顔で行きましょう」 2020.4/8 薮宏太 JUMPaper 内の動画より
物語
それは聖書の物語。ナレーターは子供たちを物語の世界にいざない、夢を見ること、そしてそれをあきらめずに希望を持って生きることの大切さを自身の言葉で優しく子供たちに教えていきます。
カナンの地に住むジョセフは、12人兄弟の11番目で父ジェイコブが贔屓する一番のお気に入り。ある日、ジョセフだけに父からカラフルなコート(=テクニカラー・ドリーム・コート)を授けられたが、残る11人の兄弟から妬まれてしまい、策を講じられて奴隷として売り払われてしまった。奴隷となってエジプトで暮らすことになったジョセフだが、持ち前の真面目さで献身的に仕えるうち、主人に信頼されていくように。しかし、主人の妻から一方的に想いを寄せられたことがきっかけで、投獄されてしまう。牢獄でジョセフは、"夢を読み解く"能力を生かして登りつめていき、ついにはエジプト国王に仕える立場になっていたある日、かつて自分を売り飛ばした兄弟たちがジョセフの前に現れて…。
ナレーターと子供たちが物語の世界の中で時に応援し、その運命を見守る中、ジョセフの取った選択は?Prologue -プロローグ
★ナレーターお二人の声
★ジョセフの登場
Joseph's coat
★くるくる、ひらひら
Poor Poor Joseph
★ぼくエジプト語苦手なんだ!
★ベンジャミン
One More Angel
★兄弟たちのダンス
Potiphar
★健気なジョセフ
★浮気はダメです!
★牢獄へ
Close Every Door
★闇の中
★光溢れ
Go Go Go Joseph
★パン職人
★ダンス
★どこまでも
Song of the King(Reprise)
★邪魔する執事
★Heyガチャ
Stone The Crows(PartTwo)
★暴れるファラオ
★素直なジョセフ
★召使いたち
Those Canaan Days
★ルベン兄さん
★ジェイコブとカナンの美女
Grovel,Grovel
★ジョセフの本音
★スパイじゃない証拠あるのか
Who's The Thief?
★驚くベンジャミン
★ベンジャミン!
Benjamin Calypso
★ジュダ
★困惑
Any Dream Will Do
★グータッチ
★みんなで
Close Every Door
★シャツ
Megamix
★薮くん
★彼はハンサム
★ギャップ
★あなたはスター
★3回目
★アドリブ
★そんなバナナ
🌟愛で溢れたカンパニー🌟